五感が生み出す新たな可能性に惹かれた。視覚から聴覚にフィールドチェンジしたエンジニアの語る音声の魅力
Voicyで働く仲間をご紹介します!
今回は、バックエンドエンジニアの会沢にインタビューしました。
Voicyとの出会いや、仕事への向き合い方などを語ってくれています。
\こちらの記事を声でも楽しむことができます/
Voicy上のチャンネルでも会沢が熱い想いを語っています。
ぜひ彼女の人柄を感じながら、Voicyのことを知ってみてください!
会沢 美優紀(Miyuki Aizawa)/バックエンドエンジニア
SESとしてWebサービスの開発を経験後、スタートアップにて画像処理のR&Dエンジニアに従事。様々なプラットフォームにおけるBtoB向け画像処理システムの受託開発や画像処理の特許技術の開発、自社画像処理製品の開発などに携わる。2020年6月にVoicyへ入社。
特技は5mm四方の小さな折り紙で鶴を折れることとルービックキューブを30秒ほどで揃えられること。Voicyではアニメ漫画部の部長を務める。
五感の代替や拡張に惹かれた
Voicyへの入社の決め手は何でしたか?
音声という事業にチャレンジしていること、そしてユニークなオファーレターをもらったことが入社の決め手となりました。
私は幼少期から、初めての体験や五感が拡張されることで変化する体験など、五感によって生み出されるものにすごく惹かれるタイプでした。確か5歳で初めてPCを触ったときからそうだったかな。これまでにない体験ってなんだかワクワクするじゃないですか。その感覚を仕事においても大切にしていて、五感の代替や拡張はキャリアにおける一つの軸にもなっているんですよね。
前職では視覚領域の画像処理事業に携わっていたのですが、つぎは聴覚領域で音声事業を行っている企業にジョインしたいと思っていました。学生時代に音楽をやっていたこともあり、派生して音声にはずっと興味を持っていたんです。いくつかの音声事業会社で悩んでいたのですが、選考で関わってくれたメンバーからのメッセージが声で聞けるという、Voicyの “声のオファーレター” を聴いて、改めて音声の魅力を再確認出来たことが決め手となり、Voicyへ入社することにしました。
現在どんなお仕事をされていますか?
バックエンドエンジニアとして、自社サービス「Voicy」の再生アプリや収録アプリのAPI開発を行っています。技術はAWSやGCP、Goなどがメインですね。まだまだマスターしたとは言えないので、日々インプットしながら開発業務にあたっています。
また今期からは、組織開発を行う有志のクロスファンクショナルチームに参加しています。ピアボーナス運用ツールを実装したり、社内イベントを企画したりと、プロダクト開発業務に留まらない幅広い経験が出来ていますし、他チームのメンバーとのコミュニケーションも多く、新鮮で楽しいです。
答えが見えそうなものは、諦めず突き詰める
仕事のやりがいや、大切にしていることはなんですか?
自分が手掛けたプロダクトを受け取ったユーザーが喜んでくれたときは、やっぱり一番やりがいを感じます。作ったものが誰かの役に立って、笑顔を生んで、生活に変化をもたらして、さらには生き方まで変える、それを実現出来るのがITの魅力だと思うので、実際にそういう瞬間を目にしたときはすごく嬉しいです。
大切にしてることは、目立った成果が出なくても腐らずに努力をし続けること。継続することはとても難易度が高いですし、さらに成果が出ていないと辞めたくなることもあります。ただ、そこで努力をやめてしまうと成長は止まってしまうんですよね。自分に全く向いていないことであれば諦めても良いと思いますが、何か答えが見えそうなのであればとにかく突き詰めてみるんです。そうするとある日突然成果が出て、周りの人が喜んでくれるんですよ。
前職ではR&Dが専門領域だったのですが、定量的な評価はなく、「人に驚いてもらえるアウトプットかどうか」が全てでした。そのため、成果を出すにはアイディア×技術を自分の限界まで高め続けるしかなく、一朝一夕にはできない。そのときの経験が継続に向かう力に繋がっているのだと思います。
熱量の高いメンバーに囲まれ、入社前よりはるかにサービスに愛着を持つようになりました。
実際にVoicyに入社してみて感じてることはありますか?
自社プロダクト「Voicy」に対して情熱を持っているメンバーばかりで、その熱が自分にも伝染してきているので、入社前よりもはるかにサービスへの愛着を持つようになりました。ふとした瞬間にメンバーたちのステークホルダーへの徹底的なケアや、ナンバーワンサービスにするために考え抜く姿を目にして、とても刺激を受けることが多いですね。
最近は代表緒方やVoicyメンバーが運営しているチャンネルを聴くことも増えました。エンジニアチームで運営しているチャンネル「ボイコード」では自らもパーソナリティとして放送していることもあります。Voicyの中の人としてはもちろん、リスナーとして、そしてパーソナリティとしてもますますプロダクトへの思いが強くなっています。良いプロダクトにすべく、私自身も熱をもって仕事と向き合っていきたいです。
Voicyで働く魅力はなんですか?
やはり『音声』という領域に携われるということは一つ大きな魅力だと思います。冒頭でお話した個人的な興味はもちろんですが、まだ技術的にも市場的にも成熟していない分野という希少性の高さや、前例がないからこそそれを開拓していく面白さがありますね。今、音声領域が徐々に注目され始めていて事業を一気に伸ばすフェーズに入っているので、一人ひとりへの裁量も大きく、早く成長したい人には向いている環境かもしれません。
またエンジニア目線でいうと、比較的モダンな技術が多く嬉しいです。チームとしては勉強会やイベントを積極的に開催していたり、もっと情報やナレッジ共有が推進されるような施策を考えていたりなど、能動的なメンバーが多いですね。一人で黙々とやるというよりは、メンバー同士が活発にコミュニケーションを取りながら開発を進めていくようなカルチャーなので、そういう雰囲気に合う方はマッチすると思います。
今後の目標や実現したいこと、チャレンジしたいことはなんですか?
やりたいことは沢山あります。チームではCI周りの改善やドメイン知識共有の仕組みをより増やしつつ、開発体制をもっと向上させていきたいですし、サービスで言うとインフラを改善して、利用者がどんどん増えていっても安全に使える環境を整えたり、もっと様々な音声処理をVoicyに活用したりしたい。他にもあげだすとキリがないですが、とりあえずまずは、Voicyが持つ全てのサービスをきっちりと把握し、面倒を見れるようになるというのが第一目標ですかね。
今後事業が進み、音声インフラを実現したら、五感の代替や拡張に関わるもっといろいろな音声技術にもチャレンジしていきたいです。