うっかり転職してみたらそこは信念を貫ける場所だった。音声マニアの僕がVoicyで叶えたい未来

Voicyで働く仲間をご紹介します!
今回は、PdM(プロダクトマネージャー)の北嶌 慧にインタビューしました。 Voicyとの出会いや、仕事への向き合い方などを語ってくれています。

\こちらの記事を声でも楽しむことができます/

Voicy上のチャンネルでも北嶌が熱い想いを語っています。 ぜひ彼の人柄を感じながら、Voicyのことを知ってみてください!
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北嶌 慧(Satoru Kitajima)/PdM 東京の音楽専門学校へ進学し、1年後にアメリカにある同校の本校へ再入学。帰国後はクラウドワークスにてコンテンツ制作ディレクター、ウフルにてデジタルマーケティングコンサルやWebディレクターを経験し、2020年6月に株式会社VoicyへPdMとして入社。 レコーディングエンジニアとして録音や音声処理のプロとしての経験があり、Podcastの配信者としても活動するなど音とのつながりが深い。

3つの掛け算とうっかりが入社に繋がった


Voicyへの入社のきっかけは何でしたか?

実はWantedlyでVoicyの求人を見ていただけのつもりが、いつの間にか応募ボタンを押していて気がついたら応募完了になっていたのがきっかけなんです(笑)。
もともとPodcast配信をしていて他のプラットフォームにも興味を持つようになり、最初はVoicyのパーソナリティ募集のページを見ていました。そのうちに「この会社はどうやってマネタイズしているのか」の方が気になってきてしまい、会社としてのVoicyを調べることにしたんです。会社情報やニュース・記事はもちろん、声の社外報も聴きました。 自分にもスタートアップ経験があるからこそVoicyにとても親和性を感じ、1つのことだけでなく幅広くなんでもやる自分のようなタイプが必要なフェーズだろう、元々レコーディングエンジニアとして録音や音声処理に携わってきたので経験が活きるだろうと思いました。この会社であれば貢献出来るというイメージが湧いたんです。音声を事業にしている、自分が活躍できるポジションがある、スタートアップ企業であるという3つの掛け算がバチッとハマった瞬間でしたね。
ただ当時は転職する気が全くなかったので好奇心だけで何気なく求人を見ていました。おそらくそのときに無意識で応募ボタンを押したんでしょうね。気がつくと画面に「応募しました。」と表示されていたんですよ(笑)。 ここまでハマる会社なんてなかなか無いので折角だからと思い選考を受けてみたら、そのまま入社が決まっていました。応募した先がVoicyでなければ未だに転職していなかったと思いますし、今は自分のうっかりに感謝です…!

現在どんなお仕事をされていますか?

VoicyではPdMをしています。PdMは「ジェネラリストを極める人」だと思っていて、「プロダクトを作って届ける」ことに関するほぼ全てのことが業務範囲となります。
音声プラットフォームVoicyはアプリでもWebでも展開しており、アプリの中でも再生アプリと収録アプリは異なるプロダクトです。またこれらを横断している音声データやユーザーの管理画面を自社で開発していたり、オウンドメディア“Voicy Journal”やコーポレートサイトなどのWebサイトもいくつか持っています。さらに株式会社Voicyとして組織もプロダクトの一つだと考えており、実は多くのプロダクトを抱えている会社なんですね。
このプロダクトたちを、その時々で優先度を決めながらも並行して成長させていくのが僕たちPdMの仕事なんです。ちなみにレコーディングエンジニア経験もあるので、時にはイベントで音響スタッフを担当することも。業務範囲がとても広いので、たまに自分が何屋さんなのかわからなくなります(笑)。
でもスタートアップってそもそも「一ヶ月後に何やってるかわからない会社」だと思いますし、その最たる職種がPdMなんだと思います。中でもVoicyはプロダクトが多くその分ステークホルダーも多いので、守備範囲がかなり広いです。今Voicyには4人のPdMがいますが、その中でも僕はいろいろな方面に動き回って足りていないところにスッと入っていくような役割だと思っています。

話しかけにくい人にならないことも大切な仕事


仕事のやりがいや、大切にしていることはなんですか?

PdMの仕事はコミュニケーションだと思っています。 プロダクト開発チームだけでなく、ビジネス開発チームもメディア開発チームもみんなVoicyというプロダクトを軸に仕事をしています。またtoCでありtoBであり、さらにはtoP(パーソナリティ)でもあるプロダクトなので、ステークホルダーの一人一人と向き合っていくことが大切です。
相手に合わせたコミュニケーション方法を開拓したり、メンバーにとって話しかけにくい人にならないことを意識していますね。そのためのイメージ管理もそうなのですが、自分の好きなことや出来ることを表明するようにしています。そうするとメンバーの方から僕の得意分野についてわからないことがあれば聞きに来てくれたり、僕が好きそうなテーマの記事やセミナーを教えてくれたり、自然とコミュニケーションが生まれるんです。 そうやってコミュニケーションの心理的ハードルを下げることで、業務についての相談も気軽にしてもらえるような関係性を構築できるんですよね。

実際にVoicyに入社してみて変わったことはありますか?

これまでになく当事者意識を持って働くようになりましたね。 前職まではどちらかと言うと自分が何もせずとも上から業務がおりてきてそれを遂行すればいい状態でしたが、今は自分で判断し、自ら価値を生み出すことを求められる環境なので、それが当事者意識に大きく繋がっていると思います。人に言われてやる仕事と自分からやると決めた仕事だと後者のほうが断然モチベーションが高いためパフォーマンスも上がるんですよ。自分がこんなに能動的に動ける人間だったなんて知りませんでした(笑)。

前例のない産業で最適解を探す


Voicyで働く魅力はなんですか?

前職まではクライアントワークがメインだったのですが、事業会社に来て自分たちのことを自分たちで決められることにとても魅力を感じます。その一方で、誰にも依頼されていないけど、これからの未来で誰かを幸せに出来るかもしれないモノを作るっていうのはちょっと不思議な感覚でもありますね(笑)。
僕たちは前例やスタンダードがないものを作っています。例えば、音質一つとっても人それぞれの許容範囲は異なり、ちょっとしたノイズであれば全然気にならないという人もいれば、とても聴いていられないという人もいます。そんなふうに様々なことに正解がない中で、Voicyにとっての最適解を一つ一つ探していくことが、もちろんすごく難しいですが同時にとても面白いんです。

今後の目標や実現したいこと、チャレンジしたいことはなんですか?

僕は「声って聴くだけで気持ちが良い」と思っていて、気持ちよさをそのまま齟齬や劣化なく伝えられることをプロダクトとしてサポートしたいと思っています。情報が得られる便利さやパーソナリティの認知拡大というメディアとしてのニーズはもちろんですが、音声はそれ以上に意味のあるツールになっていくだろうと思いますし、今後音声メディアや音声プラットフォームとしてVoicyがどう成長していくのか楽しみです。
また音声のリードカンパニーとして、テクノロジー面でも突き抜けたいですね! 音声解析で声から様々なメタ情報を取得できれば、現段階でも莫大なコンテンツがあり日々音声データは溜まっているので、それだけで資産になると思います。これらのデータを有効活用し、ユニークな存在になっていきたいです。
 

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