グローバルメーカーから異業界のVoicyへ。クリエイターと向き合う中で大切にしているのは“一番のファンでいること”

今回は、パーソナリティサクセスの米田にインタビューしました。 Voicyとの出会いや、仕事への向き合い方などを語ってくれています。

\こちらの記事を声でも楽しむことができます/

Voicy上のチャンネルでは、米田のインタビュー音声を公開しています。 ぜひ彼女の人柄を感じながら、Voicyのことを知ってみてください!
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米田 架歩(Kaho Yoneda)/パーソナリティサクセス
新卒で株式会社ファーストリテイリングに入社し、ジーユー店舗の店長、エリアマネージャーを経験したのち、経営改革部に所属。2023年1月にパーソナリティサクセスとしてVoicyへ入社。 小学校からの友達の故郷であるアフリカのマラウィ共和国が好きで、実際に現地で活動している方に会うなど、マラウィのことを調べるのが趣味。

大好きなサービスの、成長の一翼を担いたい


Voicyへの入社のきっかけは?

会社にとっても自身にとっても、新たな道を切り開ける人になりたい。そう思ったことが、そもそも転職を考えるきっかけでした。 前職の経営改革チームで、“今までとは違う新しいやり方”での事業グロースを考えていた当時、私ふくめ新卒で一社経験しかないメンバーと比べ、中途入社のメンバーから出てくるアイデアの量が圧倒的に多かったんです。これまでの経験を活かしている彼らの姿を見て、様々な環境で経験を積み、視野を広げることの重要性を感じました。
転職活動では、思い入れのあるプロダクトにコミットしたいという思いが軸になっていました。 Voicyは、実は当時から毎日聴いていたサービスで。世界観が大好きで興味を持ち、代表緒方のVoicyチャンネルを聴いたり、採用ページを見たりと、会社のことを調べていたら、社風がとても素敵だなと感じたんです。私もこのチームに入り、Voicyをもっと知ってもらえるよう、成長の一躍を担いたいと思って応募したのが始まりですね。

現在どんなお仕事をされていますか?

音声プラットフォームVoicy上で音声コンテンツの発信をしているクリエイターの方々を“パーソナリティ”と呼んでいるのですが、私が担当しているのはパーソナリティサクセスというポジションで、新たなパーソナリティを見つけたり、彼らのVoicyでの配信体験を最大化するためのサクセス業務を行ったりしています。
現在は、新たにVoicyパーソナリティになっていただきたい方へ向けたスカウトがメイン業務ですね。Voicyは基本的に応募からの審査制を採用しているプラットフォームですが、リスナーからの声や編成/企画内容に沿って、弊社側からパーソナリティとして発信していただきたい方へのお声がけもしています。 “Voicy”というプロダクトを知らない方々にアプローチすることも多いため、まずはその方たちがどんな活動をしているのかを調べ、その上でどうしたらVoicyを楽しいと思ってもらえるかの提案や、参考になりそうな他のパーソナリティの放送のピックアップなどを行っています。
また、最近はパーソナリティへの勉強会も担当していて。音声配信のナレッジがまだ世の中に少なくリスナーが伸びないといった悩みを抱える方も多いので、リスナーの習慣化に向けたコンスタンスな情報発信を促したり、収録の計画を立てるためのワークショップをしてみたり。パーソナリティが楽しんでVoicyを続けられるよう、様々なサポートを行っています。

「GIVEできないか」自然と考えられるように


入社をして感じていることは?

一人一人が責任感を持って仕事に取り組んでいると感じます。 大企業だと、大きなチームの中で多くのメンバーが同じ仕事をするような体制も多いと思うのですが、Voicyはまだ少数精鋭のスタートアップで、社内で自分と同じ仕事をしてる人がいないんです。だからこそ大きな裁量と責任を感じますし、マニュアルがないことも多く、やり方にこだわらず結果に向かって挑戦できる環境ですね。
あと、Voicyには「Give First(ギブから始めよう)」という私がとても好きなVoicy Mind(バリュー)があるのですが、体現者がとても多くて驚きました。 どのチームでも意識していることですが、例えば私たちのチームで言うと、パーソナリティとのコミュニケーションで少しでもわかりやすく伝え、寄り添えるようにと細かいところまで考えます。メールでのリンクの置き方を工夫してみたり、パーソナリティ交流会でのメッセージを手書きにしてみたり。「相手に喜んでもらえるか?」を常に意識しているんです。当たり前のことのようでなかなかできないですよね。Voicyに入社してからGive Firstを常に心がけるようになりましたし、一緒に働くメンバーの姿勢からは学ぶことが多いです。
相手のことを考えて何かをGiveするというのは、自分の経験したことの中からしかできないと思うんです。私はVoicyで働く中で他のメンバーにされて嬉しかった経験が積み上がってきているので、私からも相手に何かGiveできることはないかを考えるようになりましたし、少しずつ行動できるようになってきたと思います。

仕事で大切にしていることは?

先述したように、今は新たにパーソナリティになってもらうためのスカウト業務に注力しているのですが、その際にリスペクトを持つことをとても大切にしています。Give Firstの考え方にも繋がるのですが、事前調査を徹底的に行い、「どうしたらVoicyを通してよろこんでもらえるか」をとにかく考え抜くんですね。 「Voicyやりたい。」と言ってもらえることはすごく嬉しいので、実際に始まったときには放送を聴いて自分のSNSでシェアをしたり、放送にコメントをしたり、パーソナリティの方に喜んでもらうために何が出来るかを考え続けています。 スカウトした方にとっての、Voicyでのファン1号になるぞって(笑)。
パーソナリティにVoicyでの発信を継続してもらったり、「Voicyいいね」と言ってもらったりするために体験づくりが私たちの仕事ですし、やりがいでもあります。だからこそ始めてくれたら終わりではなく、「Voicyをやって良かった。」と思ってもらえるまで、しっかりと伴走し、多くのパーソナリティにVoicyの魅力を届けていきたいです。

「Voicyのある世界って最高!」と感じる人を増やせる未来へ


Voicyで働く魅力はなんですか?

まだ世の中にはVoicyを知らない人も多いですし、この先成功するかもわからない。人生で二度とできない希少な経験だと思います。
不確実性の高いものへの挑戦はやめておこうと考える人が多いと思うのですが、Voicyには「難しいからこそ面白い」と考えるメンバーたちが集まっています。同じ思いを持った大人が一丸となり、本気で可能性を形にしようとしているところは非常に魅力的ですね。

今後の目標はなんですか?

自分がスカウトしたパーソナリティが、Voicyを楽しんで続けてもらえることはもちろん、ゆくゆくVoicyを代表するようなトップパーソナリティになったらすごく嬉しいです。Voicyが収益の柱の一つとなったり、ご自身の事業グロースやファンとの信頼関係構築に繋がるきっかけになったり。そんな風に喜んでくれる方が増えていったらいいなとイメージしています。 Voicy自体も認知拡大していって「Voicyがある世界の方が最高じゃん」と思ってもらい、音声によって盛り上がるコミュニティが増えていって欲しいです。