正解のない問いに向き合い続けるデータアナリストが語った、産業創出の壁と魅力

Voicyで働く仲間をご紹介します!
今回は、データアナリストの高良にインタビューしました。 Voicyとの出会いや、仕事への向き合い方などを語ってくれています。

\こちらの記事を声でも楽しむことができます/

Voicy上のチャンネルでも高良が熱い想いを語っています。 ぜひ彼の人柄を感じながら、Voicyのことを知ってみてください!
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高良宏太(Kota Takara)/データアナリスト 新卒で投資サービス会社へ入社し、市場調査部へ配属される。その後、データ分析コンサルにデータアナリストとして転職し、クライアントのアプリ分析を担当した後、店舗マーケティングのプラットフォームを運営する企業にてtoB向けのマーケティングに従事。2020年7月、データアナリストとしてVoicyへ入社。 趣味はDJとEDM作曲、最近は音声配信者としても活動中。幼少期の夢はパティシエだったほど甘いもの好きで、今でもよくスイーツを食べるのだとか。

遊び心とメンバーの魅力でVoicyへ


Voicyへの入社のきっかけは何でしたか?

自社サービスのデータ分析に、より密接に携わりたい。そんな思いで転職活動をしていたときに出会ったのがVoicyでした。 以前データアナリストとしてクライアントワークをしていたのですが、当時は提案までが仕事でその先の施策に落とし込むところなどには関わる機会がなく、いつかチャレンジしたいと思っていました。またプロジェクト単位の人数も少なかったので、組織で一つの目標に向かってプロダクトを成長させていくことをやりたいと思っていたんです。ゲームアプリのデータ分析に携わっていた経験があるので、これまでの経験をより活かすことが出来そうなtoCアプリに注目していて、中でもエンタメ要素や遊び心のあるサービスを見たときに、Voicyを見つけました。
実際に選考へ進んでみると、Voicyのメンバーが採用に対してすごく前のめりで、現場と採用チームが一丸となっていっしょに働きたい人を探しているという熱量がとても魅力的でした。 また内定を頂く際に「声のオファーレター」を一緒に受け取ったのですが、聴いてみて「まだ入社していない自分に、ここまで手間をかけてくれるのか!」とすごく驚きましたね。選考同様、オファーレターからもメンバーからの「一緒にやっていきましょう」という熱と迎えてくれている空気を感じ、Voicyへの入社を決意しました。

現在どんなお仕事をされていますか?

音声プラットフォームVoicyにおけるデータの可視化や、アプリ・Webの分析を通じた数値のグロースなどを行っています。これまではデータを取るための土台づくりにリソースを割いていましたが、最近やっと分析にも手を付けられるようになり、まさに自分がやりたかったことを実現出来ています。 毎週ミーティングを行ない、仮説を立てて分析をしていくのですが、データ分析のミーティングではいつも新たな考え方や発見を得ることができ、とても学びになっていますね。丁度いま施策が行われているところで、結果が楽しみです。
また分析だけでなく、分析に使用するためのログの設計も行なっています。 先日、生放送機能のリリースがあったのですが、機能が多かったため取らなければいけないログが多く、かなりコミットしていたと思いますね。全てのログ設計を考え、ネイティブアプリエンジニアに実装をしてもらったら、そのあとはデータチームで実装後のデータが問題なく取れているかの確認を行ないます。エンジニアの皆さんのご協力もあり、ようやく全てのログ実装の完了が見えてきましたね。

間違えないことは実は大切ではない


仕事のやりがいや、大切にしていることはなんですか?

自分の仕事に感謝してもらえた時は、やはり嬉しいですね。社内で「このデータのダッシュボードを作ってほしい。」といった依頼をよくもらうのですが、自分が用意したダッシュボードで単純にメンバーの支援が出来るだけでなく、そのダッシュボードが新たな発見に繋がることで社外の方にも喜んでもらえるんです。最近も、あるダッシュボードの作成のためにログ設計から行ったのですが、そのダッシュボードで社外のお客様が喜んでくれていたとメンバーに聞いた時は嬉しかったです。
大切にしているのは、出来る限り正確なデータを届けることです。Voicyでは、様々な数字を可視化できるようにしているのですが、ミスやバグで間違った結果が出てしまうことがあるんですよね。事前に防ぐことが出来たらいいのですが、それはとても難しいです。そこで大切なのは、間違えないことではなく、“間違いに気づくこと”。気づけないと、正確でない分析結果をもとに事業やプロダクトが誤った方向性にいってしまう可能性があり、それは最も避けたいことなんです。 そのため、様々なデータからの視点を持って、分析結果一つ一つの正確さを常に確認するようにしていますし、その結果を共有する他チームのメンバーにも違和感がないかを確認してもらうようにしています。
またメンバーから必要なデータの依頼が来た際には、何を求めているのかを自分の中で定義し、それを細かく共有することでイメージのすり合わせを図ることも大切にしています。事前にスプレッドシートやスライドを用いてデータ利用の目的や見るポイント、定義、活用例などを言語化し、数字をグラフイメージに落とし込んだ上でメンバーに共有をし、認識が間違っていないかを確認していきます。正確なデータを取るには事前準備が8割だと思っているので、この工程は最重要ですね。

経験したことのない難しさの先にあるもの


実際にVoicyに入社してみて感じてることはありますか?

経験したことのない領域に対する、難易度の高さを感じています。これまでデータ分析の提案経験を積んできましたが、今はそこから一歩踏み込み、施策の部分にまで携わることが出来ています。これにより、データアナリストとしてだけではなくPdM的な視点が必要になり、プロダクトへのより深い理解が必要になっていることを痛感するようになりました。 もちろん経験値も必要ではありますが、最近はデータチームで行っている朝会の中でPdM関連のニュースを共有するという時間をつくり、専門性知識の習得にも力を入れるようにしています。
他にも、Voicyというサービス特性からの難しさもあります。これまで関わったサービスではユーザーという一つの視点に対して物事を考えていましたが、実はVoicyではパーソナリティとリスナーの二つの視点が必要になります。また、以前関わっていたゲームサービスのように結果が明確なものではないため、ユーザーの課題感について明確な原因を突き止めることが難しい場合もとても多いです。 成功例やゴールのまだない事業にチャレンジしているVoicyですが、やはり新たな産業を生み出すことは容易ではないと実感しましたね。ただ、難易度が高いからこそ自分自身のレベルアップに繋がっていると感じていますし、これから先に光が見えたときのことを考えるとワクワクするんです。

Voicyで働く魅力はなんですか?

一から生み出す面白さですかね。自分がいま整備しているログやダッシュボード、分析結果が今後のVoicyの土台になって、未来に繋がっていくと思うと、難易度は高いながらも嬉しいですし、楽しいです。Voicyはまだまだ試したことのない施策が多いので、とにかくなんでも試すことができるのも魅力だと思います。
また、やはりメンバーの魅力は大きいです。前向きなマインドを持ったメンバーが多く、一緒に働いていて自分自身の考え方にも変化がありました。 もともとは懸念点に気が付きやすくネガティブに考えてしまうタイプだったのですが、Voicyに入社してからは「より良くするためにはどうするか」について、意識的に考えるようになったんです。もちろん懸念点に気がつける部分も自身の強みだと思っているので活かしつつ、より前に進めていくための思考をさらに磨いていきたいと思っています。

今後の目標や実現したいこと、チャレンジしたいことはなんですか?

データ分析という手段を使い、プロダクトをより良くしていきたいと思っています。難易度へのこだわりはなく、様々な人の支援が出来る人間になりたいです。 ここからさらに経験を積み、力をつけて貢献度を高めていきたいですし、引き続きPdMとしての視点についても勉強していこうと思っています。データで社内を鼓舞出来るようなスキルも身に着けたいですね。
今後Voicyの事業が広がっていく先で世の中にもっとワクワクを届けられるように、データ分析を用いた支援や施策により力を入れていく予定です。
 

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