動画配信サービスから“音声領域”へ。入社直後に400%もの機能グロースを達成したPMMの次なる挑戦とは

今回は、プロダクトマーケティングマネージャーの高桑にインタビューしました。 Voicyとの出会いや、仕事への向き合い方などを語ってくれています。

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Voicy上のチャンネルでも高桑が熱い想いを語っています。 ぜひ彼の人柄を感じながら、Voicyのことを知ってみてください!
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高桑 宗一郎(Soichiro Takakuwa)/プロダクトマーケティングマネージャー 新卒で株式会社DeNAに入社し、ソーシャルゲームのプランナーに従事。その後、REALITY株式会社に入社し、バーチャルライブ配信アプリのプロジェクトマネージャーとして様々なプロジェクトを手掛ける。2021年9月にVoicyへ入社。 スポーツや読書、動画鑑賞、ホテルステイなど、とにかく多趣味。名古屋出身で、小学生時代に給食で食べていた愛知県産“コアコアヨーグルト”を今でも箱買いしている。

入社直後から、目標を上回る結果を実現


Voicyへの入社のきっかけは何でしたか?

これまでライブ配信に携わってきましたが、さて次は何をしようかと考えたとき、パッと“音声”が思い浮かんだんです。
前職にいた頃、仕事でもプライベートでも動画コンテンツの制作をしていたのですが、ある時「音声が盛り上がってきているらしい。」という話を耳にしたんですね。当時、動画制作にはとにかく工数がかかっていたため、「音声コンテンツのほうが制作コストが少なそう。」という理由から、興味本位で音声配信を始めました。一年半ほど音声配信を続けた中で、機能的には動画と変わらないものの、声だけが伝わることでのまた違ったリスナーコミュニケーションなどから情緒的に大きな違いを感じるようになり、少しずつサービス視点でも興味を持つようになっていきました。
そんなある日、Voicy代表の緒方が “音声の可能性”について語っている動画を偶然視聴し、自分の音声に対する考えが大きくアップデートされたんです。緒方は歴史や文化などから、僕が思っていた何倍も高い解像度で音声の未来を見ていました。そんな緒方のビジョンに心を打たれ、Voicyの選考へと進むことにしました。
最終的には、“声のオファーレター”が決め手となりVoicyへの入社を決めました。一般的にはテキストで内定通知書が届くと思うのですが、それに加えて、Voicyからは選考に関わってくれたメンバー全員からの音声メッセージが届いたんです。この会社めっちゃ面白いなと思いました。実際に聴いてみるとメンバーのウェルカム感が伝わり、「面接時のあの会話を覚えてくれてたんだ。」「自分のここを評価してくれてるんだ。」ととても感動し、思わず家族にも共有しました(笑)。

現在どんなお仕事をされていますか?

プロダクトマーケティングマネージャー(PMM)として、各指標のグロースを担当しています。例えば “Voicyユーザーを増やすには”、“Voicyを使いたいと思ってもらうためには”、“Voicyでの体験や行動を幅広く浸透させるには” など、Voicyのユーザー体験を徹底的に考え、形にしていく仕事です。
この4ヶ月間で最も印象に残っているプロジェクトは、「Voicyフェス’21」ですね。入社して一週間が経った頃、開催を一ヶ月半後に控えたVoicyフェスプロジェクトに参加することになりました。任されたミッションは、Twitterを用いた集客と、フェス期間中のリアルタイム性のあるユーザー体験づくり。当時を振り返ると、期限内に間に合うかかなりギリギリな状態からのスタートでしたが、一ヶ月半を全力で走りきり、結果的には目標を上回る結果を出すことが出来ました。施策の詳細はnoteにまとめているので、興味がある方はぜひ読んでみてください。
直近は、差し入れ機能のグロース施策を担当しています。これまでにクリスマスキャンペーンお正月キャンペーンなどの施策を実行し、初めて差し入れした人数が400%以上増と、過去最高記録を出すことが出来ました。

「なぜ?」を考え抜くことができる環境


仕事のやりがいや、大切にしていることはなんですか?

やりがいは、“自ら考えられる環境であること”です。幼少期から「なぜ?」と思ったら解決するまで考え抜かないと気が済まず、「人が浴槽に入るとなぜお湯が溢れるのか。」のような疑問を親に投げかけて困らせるような、とにかく考えることが好きな性格でした。そんな僕にとって、自ら仕事を生み出せる。決まりきったこともゼロから考え直せる。レイヤー関係なく対社長であっても意思表示ができる。これらが全て叶うVoicyの環境は、とてもマッチしているんだと思います。
大切にしているのは、“好奇心=新しい景色を見ること”と“向上心=より難しいことに挑戦し続けること”の二大欲求を叶え続けることです。これは趣味であり、特技なのですが、Voicyに入社してからは仕事にもなりました。新しいことに挑戦してそのレベルを上げると、物事の仕組みに対する解像度も上がっていくので、同じものを見ているはずなのに景色がまるで変わって見えるようになるんです。中学時代にサッカーと受験勉強を通じてその共通点に気づいて以来、好奇心と向上心は自分にとってとても重要な要素となりました。

実際にVoicyに入社してみて感じてることはありますか?

入社してみて一番驚いたのは、新入社員が組織に馴染む速さです。選考内でカルチャーマッチを見ているとは言え、新しい環境へ飛び込むことが得意な人ばかりではないと思うので、社内の仕組みや工夫があってこそのスピードなのだろうなと。
例えばVoicyにはあだ名文化があり、自然とメンバーとの心の距離が縮まってコミュニケーション総量が増え、気がつくと仲良くなれています。また社内イベントが豊富で、チーム関係なく全社的にコミュニケーションを取る機会もあり、業務での関わりに関係なく関係性を構築することが出来るんです。客観的に見ても、コミュニケーションはとても豊かな会社だと思いますね。 その他にもEXプロジェクトやこだわりの詰まったオンボーディングなど、組織づくりに向けた施策が非常に豊富なVoicyですが、どれもクオリティが高いです。Voicyらしく音声を使った施策が多いのも特徴で、声だからこそ当事者の熱量が他のメンバーにも伝播しやすいみたいな要因もあるかもしれません。

キャリア史上、最もタフな挑戦の幕開け


Voicyで働く魅力はなんですか?

人間関係での悩みが一切なく、このメンバーとずっと一緒に仕事がしたいと素直に思えることでしょうか。先述したようにコミュニケーション機会が豊富であることはもちろんなのですが、自分にないものを持っているメンバーばかりで、互いにリスペクトをし合えているんです。 僕はVoicyフェスのプロジェクトに入社後たった一週間でジョインしましたが、これまで長い間フェスを設計してきたメンバーたちが当然のように僕の意見を受け入れてくれて、その受容力の高さは印象的でしたね。組織の居心地が良すぎて、柄にもなく2つも部活を立ち上げたほどです(笑)。
あとは、音声という軸をぶらさずに戦っているところもそうですね。現段階ではまだまだ動画コンテンツが主流な中で、Voicyは完全に音声に振り切り、且つ未来まで音声を軸に描いています。“音声の可能性”をここまで形にしているのはすごいことだと思いますし、どこまでも刀一本で挑む姿勢に “本気”を感じますね。

今後の目標や実現したいこと、チャレンジしたいことはなんですか?

まずは、“Voicyをでっかくしたい”です。実は2022年2月から、代表緒方と隣合わせでVoicyユーザーを拡大していく新たなチャレンジが始まります。スケールの大きなミッションにほぼゼロから挑むので、恐らく自らのキャリア史上で最も難易度が高く、自由でタフな挑戦になるだろうと覚悟しています。と言いつつも、こういうシチュエーションは大好物なのであくまでも楽しみながら、しっかりと結果を出していきたいと思っています。
また、現在担当している差し入れ機能での “双方向GIVEの文化”を創造したいです。パーソナリティもリスナーもヘルシーな状態である世界観は保ちつつ、Voicyの文化と経済が成り立つ世界を目指す。これはVoicyの意思であり、僕の意思です。健全なマネタイズが行なわれ続けるプラットフォームを目指し、体験設計をしていきます。
 

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