「つらくて楽しい過渡期のスタートアップが好き」 他社CTOを経てVoicyエンジニアに
日付
2020/5/13
声の求人票

「Voicyってどんな人が働いてるの?」定期的に社員にインタビューしていくコーナー。
今回は、エンジニアの三上悟です。
美大でデザインを学んだ後、2社の受託開発、3社のスタートアップでバックエンドエンジニアを経験。直近の2社ではCTO/開発部長として開発組織づくりから経営に携わっています。そして、2020年1月Voicyにジョイン。
2社のCTOを経験した三上が、なぜ今Voicyに入社したのかをインタビューしました!
こちらの記事を声で楽しむことができます
Voicy上のチャンネルでも三上が熱い想いを語っています。
彼の人柄を感じながら、Voicyのことを知ってみてはいかがですか?
スタートアップのCTOを経てVoicyにジョイン
まずは、これまでの経験を簡単に教えてください!
Web系企業のエンジニアとして働いて15年目、Voicyは6社目です。
前職では顧客満足や顧客ロイヤリティ向上をするための調査・分析する会社でバックエンドエンジニアとして仕事していました。それ以前は受託の会社からスタートアップまで、社員第1号でジョインした会社もあれば、10数人から50人規模まで成長していく過程をともにすることもありました。3社目までは比較的専門性の高い案件に関与していて、ここでCTOの基盤となる開発力を身に付けました。
さまざまな会社で経験を積んできましたが、特に直近2社のSaaSスタートアップでの経験が大きいです。どちらもバックエンド側のエンジニアとして働いていましたが、在籍中に上司であるCTOが退任し、代わりに開発部の部門長をまかされました。開発組織のマネジメント、採用、プロジェクト管理、情報セキュリティ管理などマネージメントに関わる業務を経験し、またCTOとして経営にも関わることができ、資金調達したスタートアップならではの成長痛を経験して、今にいたります。
従業員数20〜50人くらいの過渡期にあるスタートアップが個人的に好きで、辛いけど成長していくフェーズを楽しんでいます。
これまで様々なベンチャーでエンジニアとしての経験を積まれてきたんですね!Voicyへの入社の決め手は何だったんですか?
5社も経験しているといろいろ見えてくることがあり、入社を決めるときは創業者と気が合いそうかで選びました。緒方さんと知り合ったのはまだVoicyを創業する前、2015年に開催されたIVS(Infinity Ventures Summit)というイベントで声をかけてもらったのが知り合ったきっかけです。
たくさんの経営者がいる中で、「エンジニアと話すのが好きなんです」とメッセージしてくる行動力はすごいなと思いました。経営者の資質として、事業に必要な人材はなにがなんでも採ってくるという行動力はとても大事だと思っています。
その後、Voicyのサービスがリリースされてからはリスナーとして聞いていました。特に2019年はVoicy’s VoiceやVoicy社外報を聞いていて、Voicyが目指している世界観や働いているメンバーの声にとても共感するところがありました。
ちょうど前職の業務も一段落したなと感じたタイミングで、自分から緒方さんに連絡を取ったんです。緒方さんやVoicyメンバーの話を聞いて、エンジニアとしてVoicyが目指す世界を作るために必要な仕組みを、自分なら開発できるなと思って入社を決めました。
音声の魅力を肌で感じた“声の内定通知書”
実際にVoicyに入社してみて感じることはありますか?
マンションの一室からはじまったスタートアップで働くことが多かったので、Voicyに入社したときの第一印象は、テーブルが広くて、専用の会議室があり、イベントスペースもあって、なんて充実している環境なんだ!と思いました(笑)。
内定時には通常、内定通知書が送られてくるだけですが、Voicyの内定通知書はなんと「声」で届き、面接した方、一緒に働くメンバー、そして緒方さんからの声のメッセージが入ってました。声が入っていることにより、熱量や思いを感じることができ、これが声を使うことの魅力なのかということを実感できてとても良い体験でした。これは他社さんにも、ぜひお勧めしたいですね!
それから、入社する前から社内懇親会に参加でき、社員との交流ができたのが良かったです。特に最初の懇親会でVoithonという社内ハッカソンの発表があり、みんなが楽しく発表していたのが好印象でした。エンジニアのメンバーが主催だったのですが、こういう雰囲気を作れるエンジニアと働けるのは良い環境だなと思いましたね。
他にも、Voicyにはランチバトンという制度があり、入社メンバーにバトンが渡され、ただ一緒にランチ行くだけでなく物理的なバトンを渡して次の人につなげていきます。ランチ後にお互いに影響しあうように、未来につなげることを考えて設計しているところが素晴らしいと思いました。
Voicyでは、こういう施策を考えて組織づくりするチームをカンパニークリエイターと呼んでいるんですよね。一般的な仕事としては経営企画、人事、総務と言われることですが、コーポレート部門もクリエイターであるという発想が好きで、テックカンパニーらしく、サービス以外にも会社を一緒に創っていくクリエイターとして、創る人へのリスペクトをとても大切しているなと感じています。

テクノロジーの力で、伝えることのハードルを下げたい
Voicyではどんなことにチャレンジしたいですか?
Voicyでは、サービスを支えるプロダクト基盤開発を担当しています。パーソナリティが良いコンテンツを作って、リスナーも楽しく聞ける世界を目指すべく、音声のプラットフォームにおけるさまざまなサービスを開発していきたいと思っています。
それと、実は音声で解決したい課題があって、自分で起業しようかとも思っていたんです!
今までエンジニアとして働いてきて、人と話すよりコンピューターと話すことのほうが多い人生だったので、話すことがそれほど得意ではなかったんです。多人数になると自分からは話さなかったり、きっかけがないと話しづらいなとも思っていました。話すことに後ろ向きになると、伝えたかったことが伝わらなかったり、意図と違う解釈をされてしまうこともあって、コミュニケーションが円滑にまわらないなぁと。
きっと、そう思っている人は他にもたくさんいると思っていて、テクノロジーの力を活用することで、伝えることのハードルを下げ、もっとワクワクできる社会にリデザインしていけたらと思っています。
他にも、今まで組織づくりに関わってきた経験を活かして社内コミュニケーションを円滑にしていきたいなと思っています。Slackのスタンプランキングを作ったり、ミッション・バリューをつくるプロジェクトに関わり社内にカルチャーを浸透させていく活動をしていました。
Voicyはこれから組織づくりをするフェーズだからこそ、その経験が活かせると思っています。