【声の求人票】SRE

こんにちは。Voicyカンパニークリエイターの高森はるなです。
この記事は、Voicyが配信している「声の求人票」を書き起こしたものです。 音声でも聞きたい方は、再生プレーヤーからお楽しみください!
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メンバー紹介 ・山元 亮典 (以下山元):エンジニアリングマネージャー ・千田 航己 (以下千田):SRE ・高森 はるな(以下高森):カンパニークリエイター、採用人事
(高森)今回は、SREのポジションについて、現場のメンバーに話を聞いていきたいと思います。職務内容や求める人物像、一緒に働くチームやメンバーについてリアルな情報をお届けできればと思います。この場にSREに関わる2名のメンバーに来てもらっているので、まずは一人ずつ自己紹介をしてもらいたいと思います。
(山元)エンジニアリングマネージャーをやっている山元です。社内では「やまげん」と呼ばれています。Voicyのインフラの一つであるEKSの基盤を作った経験から、現在はSREチームではオーナーとして方向性を決めたり、手を動かして実装をすることもあります。Voicyは部活動が活発なのですが、中でも飲みに行く同好会へよく参加し、メンバーとの交流を深めています。よろしくお願いします。
(千田)SREの「せんちゃん」こと千田です。Voicyへ入社して1年ほどになります。現在はSREプラットフォームチームとして、日々インフラの開発や運用を行いつつ、音声処理基盤のメンテナンスやプッシュ通知配信基盤の開発なども担当しています。Voicyでは開発以外にも様々な活動をしているのですが、やまげんさん(山元)も言っていた部活動だと、“今日ラーメンに行きたい”という部活の部長をしています。よろしくお願いします。
(高森)「今日ラーメンに行きたい」と思った人が集まる部活ですか?
(千田)そうですね。日が落ちてきた頃に誰かが「今日ラーメン行く人?」と投稿して、一緒にラーメンを食べに行く人を募るためだけのSlackチャンネルがあります。
(高森)その活動の部長なんですね(笑)。よろしくお願いします。

職務内容


(高森)では早速、SREについて詳しく聞いていきたいと思います。このポジションの職務内容について教えてください。
(山元)私たちは音声プラットフォームVoicyを運営していて、このサービスのインフラ基盤の開発および運用がメインの仕事です。主にAWSで構成されており、IaCでコード化されています。Voicyには再生アプリや収録アプリといった複数のアプリがあるのですが、インフラは共通なので共通基盤をしっかりと開発・運用していきます。Voicyが落ちないなど、ユーザーに迷惑をかけないために、信頼性のコントロールを行うことがメインミッションです。 具体的な技術スタックで言うと、前述した通りAWSを利用しています。データベースはAWSのAurora、コンピュータ基盤はKubernetes(Amazon EKS)、IaCはTerraformで構成されています。あとメトリクスはDatadog、CI/CDはCircleCIとGitOpsでFlux CDを使っています。Voicyは音声処理もしているので、AWSのサービスであるAmazon Elastic Transcoderなども利用しています。主にこれらのクラウド技術を組み合わせて、業務にあたっています。
(高森)ありがとうございます。せんちゃん(千田)は実際に現場のメンバーとして活躍されていますが、印象に残っているお仕事はありますか?
(千田)少し前に大きめの通知基盤プロジェクトが動いていて、通知という限られた範囲ではありますが、AWS上のサーバーレスのサービスを組み合わせ、フルサーバーレスで構成したのが印象的でした。
(山元)サーバーレスのLambdaを利用し、せんちゃんがGo言語での実装も担ったんですよね。SREとしてインフラだけでなく、必要があれば幅広く手を動かすところはVoicyの特徴かもしれません。
(千田)そうですね。インフラの運用だけをするというより、インフラに手広く関わるという感じで。機能開発を行うチームが別にあるのですが、彼らの守備範囲ではない部分を積極的に拾いに行っています。

求める人物像


(高森)ここからは、“どんな人と一緒に働きたいか”を聞いていきたいと思います。
(山元)僕が思うのは、“越境できる人”です。先述したとおりSREは、インフラを開発することではなく、信頼性のコントロールがメインミッションとなります。実際に現場では、Go言語で実装を行ったり、データベースのパフォーマンスを上げる際にGo言語の追求をすることも。また、フロントエンド側でのエラーが発生した際の調査などに入っていくこともあります。 信頼性を上げるため、その時々で必要な対応が発生しますが、必ずしもインフラで解決できるとは限らないため、技術を用いて広く解決することが求められます。そのためインフラ技術だけでなく、必要であれば様々な技術を身に着け、それらを応用しながら貢献してくれる人と一緒に働きたいと思っています。
(千田)SREプラットフォームチームは主にインフラを見ていることもあり、他チームと仕事で直接的に関わる機会が、他のポジションに比べると少ないと思います。一人ひとりが独立しているという状況だからこそ、自立していることがまず重要だと思います。またやまげんさんの話にも繋がりますが、他チームとの関わりが生まれにくいポジションだからこそ、自ら積極的に関わりにいけるとか、専門領域以外にも興味を持てる人だとマッチしやすいと思うので、そういう方と一緒に働きたいです。
(高森)SREプラットフォームチームは独立しているというような話もありましたが、エンジニア組織全体だとどのようなカルチャーなのでしょうか?
(山元)一つのことを仲間と協力しながらわいわい創り上げていくような、例えるなら“文化祭をつくるのが好き”なタイプのメンバーが集まっているなと思います。これはエンジニアに限らず全社的なカルチャーですが、エンジニアにもこのタイプが多く、SREに携わる僕とせんちゃんも同様です。SREプラットフォームチームとしては独立しているものの、部活動などを通して横のつながりを構築できる環境ですし、週に一度開催しているエンジニア発表会では、せんちゃんが音声処理研究などの発表をすることも。仕事としてはインフラに向き合う時間が多いですが、業務以外のところではチームを超えてわいわいと活動しています。
(高森)ありがとうございます。せんちゃんが越境したコミュニケーションを取るために意識していることはありますか?
(千田)楽しそうな集まりに呼ばれたら、二言目には「行きます!」と言っていますね(笑)。そこから他チームのメンバーとの交流が生まれて、業務で突発的に関わることがあったとしてもスムーズにコミュニケーションが取れるんです。もちろん、メンバーとの交流が単純に楽しいというのもあります。
 

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