「音声との生活を当たり前にしたい」Voicyコミュニティマネージャーがサービスに込める想い

「Voicyってどんな人が働いているの?」
定期的に社員にインタビューしていくコーナー。 今回は、コミュニティマネージャーの榎本彩花です。
パーソナリティやリスナーのみなさんにもお馴染みの榎本が、どんな想いでサービスをつくっているのか、Voicyの魅力や今後目指していることについてインタビューしました!

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Voicy上のチャンネルでも榎本が熱い想いを語っています。 彼女の人柄を感じながら、Voicyのことを知ってみてはいかがですか?

「音声」のことはずっと気になっていた


まずは、これまでの経歴を簡単に教えてください!

新卒ではBtoBのWebマーケティング支援会社に入社しました。コンサルティング営業、自社サイトのSEOライティング、オウンドメディア編集長など、幅広く担当していました。
お客様やユーザーの人生がサービスを通して少しでも良くなったり、オウンドメディアを通して伝える経営者の考え方を知って、働き方の選択肢の幅が広がっていったりするといいな、と思いながら仕事をしていました。
社会人として身につけておくべき粘り強さや辛抱強さ、成果・数値にこだわる姿勢は、この会社で教わりましたね。良い意味で「ゴリゴリの営業会社」だったので(笑)なかなか結果が出ないときも、厳しくも丁寧にフィードバックしてくれる先輩・チームメンバーに助けられました。

そんな中、Voicyとはどうやって出会ったのですか?

ちょうど営業からマーケティングに部署異動したタイミングで、Twitterを眺めていたらVoicyが流れてきました。仕事で悩んでいたときは、特に澤さんやあやにーさんなどの考え方に何度も触れて、視野が広がったしポジティブにもなれましたね。 通勤中や自宅で、なかなか出会えない人の話を聴けて、もしかすると人生が変わるきっかけになるかもしれない。使い込むほどすごく素敵なサービスだなと。と同時に、インタビューを記事にする仕事をしていた時期だったので、「その人の熱量をそのまま届けられる音声のほうがいい!」とも感じました。
しかも、もともと音声には興味があったんですよね。子どもの頃から音楽を続けていて、中学からラジオを聴くようになって、高校・大学ではアナウンサーになりたいなと思ったこともあって。私にとって思い入れの強い分野だったからこそ、新しい「音声サービス」の登場にはビビッときました。 だから「Voicyで働いたらどういう人生になるんだろう?」と興味もあってHPを覗いたのですが、従業員数が「5名」と書かれていて戸惑いました(笑)。当時100名弱の会社で働いていたので、さすがに縁がなかったかな〜と思っていたときに、Voicyのファンコミュニティ「Voicyファンラボ」を見つけて。有料でも一緒に何かできて、会社のことも覗けるならいいなと思って参加しました。
Voicyファンラボ所属でVoicyファンフェスタの運営に

とことんユーザーに向き合うサービスとの出会いは衝撃だった


Voicyへの入社の決め手になったことは、何だったのでしょうか?

決め手は3つあります。
1つ目は、緒方さんが語るビジョン・ミッションや「パーソナリティファースト」の言葉とサービスづくりの一貫性です。Voicyのサービスづくりにおいて「パーソナリティファースト」を大事にしてきているのですが、Voicyファンラボのオフ会でも何度も緒方さんから聞いていました。ファンラボの活動の中で、何本も記事を書きましたが、その過程でも「パーソナリティファースト」を感じていました。ここまでユーザーに丁寧に考え方を伝えて貫いている会社があるなんて、当時の私にとっては衝撃的だったんです(笑)
2つ目は、サービスに関わるユーザーを大事にしていることです。Voicyファンラボがあるように、Voicyはとことんユーザーであるパーソナリティとリスナーに向き合って想いを込めてつくっているし、その結果ユーザーからも愛されている状態になっているのだな、ということは社員でなくても感じていました。前職だとBtoBという業界特性もあって、どうしてもユーザーの反応が見えなかったり、深く関われたとしても「働く環境を変える」ことしかできなかったりしたので、よりVoicyが魅力的に感じたのだと思います。 もちろん他にもユーザーを大事にする会社はあったかもしれないけど、ずっと願っていた「音声」に関われるし、好きなサービスだし。Voicyなら自信を持って広めていける、と思いました。
3つ目は、Voicyがただただ音声メディアをつくりたい会社ではない、ということです。スマホばかりを見て過ごす世界から、必要な情報は音声で取得して自然に暮らすことのできる世界を目指している、ということも素敵だなと思いました。詳しくはデザイナーの京谷さんが書いた記事を読んでほしいです。

Voicyの仕事でのやりがいや、大切にしていることはなんですか?

私はコミュニティマネージャーとして、パーソナリティとリスナーに関わるところの仕事に携わっています。具体的には、パーソナリティのサポートやリスナーのコミュニティづくり、パーソナリティとリスナーを繋ぐイベントなどです。
入社してからの一年間で、「こえの和」「Voicyファンラボ2期生」「Voicyファンフェスタ」など、イベントやコミュニティの立ち上げ・企画運営を中心にやりきりました。
その中で、誰よりも多くパーソナリティやリスナーに会って、ポジティブもネガティブも直接受け止められるからこそ、嬉しさや悔しさがそのまま仕事のエネルギーに繋がっています。
毎回大盛況の「こえの和」イベント
最初は役に立てないことばかりでしたが、とにかくVoicyを通してパーソナリティの活動の幅が広がったらいいな、音声やVoicyの可能性を感じてくれたらいいな、と常に思いながら、Voicyを聴いたり一人ひとりの活躍を見ています。
特に、2019年1月以降にVoicyを始めたパーソナリティとは、チャンネル開設から関わっているので、なぜ音声での発信を始めたいのか、続けた先にどうなりたいのか、その人なりの考えや未来をヒアリングして想像して、全力でサポートするように心がけています。結果、少しでもパーソナリティの力になれたときは嬉しいですね。
Voicyファンラボ2期生やVoicy応援団でリスナーとの接点を持つ中で、Voicyきっかけで仲良くなっているリスナーを見ているときは、Voicyがなかったら出会ってないし、パーソナリティの放送がなかったら行動していなかったかもしれないと思うと、なんだか感慨深いです。
Voicyファンラボ2期生がVoicyファンフェスタ運営で一致団結
仕事をする上で、大切にしていること。VoicyMindの中でも、Give First、Make Valueを常に意識してます。それと、私はユーザー(パーソナリティ・リスナー)のことを、サービスをつくる「仲間」だと思っています。一緒に音声メディアを、音声の未来を、新しい文化をつくっていっている感覚です。社員だけでは成し遂げられないから。
とはいえ、仲間に巻き込んだところで、まだ何が正解かも分からない中でサービスをつくってるので、まずは自分がとことんVoicyのサービスを触りぬくこと、社内で一番使い倒すことにはめちゃくちゃコミットしています(笑)。リスナーとしてもパーソナリティとしても、その人に憑依して、サービスや体験を考えるようにしています。

音声なら「人間らしい」生活ができるから


実際にVoicyに入社してみて感じることはありますか?

うーん、やっぱりVoicyはどこまでいっても「Give」する会社なんだな、というのは感じています。この一年間は急激に音声サービスが注目されて市場が拡大していった。このタイミングは、どうしてもサービスやユーザー数を伸ばすことをメインに考えがちですが、Voicyは傲ることなく愚直に「Give」ばかりしている感じですかね。稼ぐことよりも、どれだけいい音声体験をつくって、じっくりとユーザーの生活の中に染み込ませることができるか、をずっと考えています。
そして、これは私の仕事の中でも実践しています。例えば、「パーソナリティファースト」で企画を考えるときに、「どうすれば喜んでもらえるか?」と深く考えるようになりました。自分の思考や発想の限界を超えて、このアイデアは「本当に考えきったのか?もっとステキにできないか?」を考え続ける。これも、緒方さんの思考や口癖が憑依してるんですけどね(笑)。
あと、Voicyってユーザーが見えやすいサービスだと思って入社したのですが、最近Twitterをエゴサしたりして感じるのは、実は見えていないユーザーの方が大半で、その人たちが考えていることを拾ったり、私たちの想いを届けたりしていくことがこれからは大事だなと思っています。

今後の目標や実現したいこと、チャレンジしたいことはなんですか?

今VoicyがつくっているボイスメディアVoicyは、まだまだ実現したい世界の中のほんの一部。緒方さんがよく言っている、5%くらいをもっと音声を「ライフフィットメディア」にしたいし、音声で情報をやりとりできる生活を当たり前にしていきたいんですよね。
音声でのやりとりこそ、もっとも「人間らしい」コミュニケーションだと思うんです。誰かと話す、その日常的な行為だけで暮らせるようになると、自然だなぁと。そんな思いが強すぎるあまり、日々ほど遠い現実と直面していて、ほんとに毎日悔しい…(笑)。
ライフフィットな状態で音声が根付いていく社会を実現するためにも、まずは音声でインプットする習慣をつくる必要があるし、そのためにも、いい音声コンテンツが必要で。一緒にいい音声コンテンツをつくっていくパーソナリティやメディア企業の人たちと、まだまだ試行錯誤していきたい!と思っています。
音声はその人の心をも届けられるのが魅力で、その音声のすごさやワクワクをもっといろんな人に伝えていきたいです。
 

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