【音声×インナーブランディング】音声Techスタートアップが運営する「声の社内報」とは?

こんにちは。Voicyカンパニークリエイターの “はる” こと高森はるなです。
「音声×IT」を軸に事業を展開しているVoicyでは、社内でも様々なシーンで音声でのEX、その名も「VEX(Voicy Employee Experience)」を取り入れています。
今回はその中から、「声の社内報」をピックアップ! 音声プラットフォーム「Voicy」(https://voicy.jp/)上にメンバーだけが聴ける特別なチャンネルが多数存在しており、オープンな情報発信の実現やコミュニケーションの促進に寄与しています。
どんなチャンネルがあるのか、早速ご紹介していきます!

🎧 経営メッセージ「社長日報 言いたい放題!」


一つめは、Voicy代表の緒方が運営する社長日報チャンネル。Voicyで働くメンバーに向け、代表自ら積極的に情報発信を行なっており、不定期ながらも、30分前後の放送が毎月5〜10本ほどコンスタントに公開されています。 放送では、現在考えていることや悩んでいること、外部の方とのコミュニケーションを通して得た学びや発見、面白い出来事、これからやろうと思っている施策の構想など、緒方の頭の中がリアルタイムで発信されており、経営状況や方針はもちろん、Tipsなどの情報も気軽にキャッチアップできます。
中には、社内の打ち合わせや外部メディアの取材を音声収録し、そのまま公開しているケースもあったりと、議事録などテキストに起こされた情報だけではわからないコミュニケーションフローや臨場感までメンバーへ共有されています。
「社長って忙しそうだけど、実際何やってるんだろう?」 誰もが一度は考えたことがあるはず…!
この社内報ではそんな不透明さを解決し、社員と社長の距離を縮めることや、心理的安全性の醸成、MVV共感の促進を目的にしています。経営の情報が常にオープンになっていると、会社の全体像を理解することができ、社員が多角的に物事を捉えることにも繋がり、アウトカムの最大化にも繋がっている実感があります。

🎧 社員運営ラジオ「Good & New Voicy」


過去に記事でも紹介した、社員相互理解を深める社内ラジオ「Good & New Voicy」。
人事以外のメンバーで運営する組織開発チームCFTの企画で立ち上がった、メンバー同士の “相互理解” を深めることが目的の「Good & New Voicy」では、MCとゲストの対談方式で「今週あった良かったこと(Good)」と「今週あった新しい発見(New)」についてトークし、ゲストの新たな魅力を掘り起こします。
対談形式は運営コストがかかり継続が難しかった過去があるのですが、それを解決したのが昨年リリースした生放送機能! MCとゲストは遠隔のオンラインで対談可能なため場所を選ばず、またお便り機能でリスナーもコミュニケーションに参加が可能なので、お昼時に開催していることもあり毎回大盛況のコンテンツとなっています。生放送機能で配信したコンテンツはそのままアーカイブとしても残すことが出来るので、聞き逃したメンバーも後から聴くことができ、オンボーディングに活用されたりもしています。

🎧 インナーブランディング「行動指針チャンネル」


FY21下期に策定された行動指針は、今期からは表彰軸にもなっているなど、MVVに並ぶ大切な指標となっています。そんな行動指針の策定に携わったメンバーたちが語る、行動指針の決定背景や言葉に込めた思いなどを、ギュッと一つのチャンネルで聴くことが出来ます。
どうしても抽象的な表現になる行動指針は、個人の解釈で伝言ゲームになりがち。迷った時はこの放送を聴くことで納得感や理解度を保つことが出来るので、鮮度を失わない継続的な行動指針の体現促進に繋がっています。気軽にサクッと放送を聴ける手軽さや、声から伝わる言葉の生感・温度感なども、声の社内報ならではの魅力ですよね!
(昨年12月に配信されてから約3ヶ月弱。1時間20分を超えるコンテンツにも関わらず、再生数はなんと750回を超えています…!)

🎧 組織開発「ボイトーク!」


メンバー同士の「好き」に焦点を当てた “雑談” を配信しているチャンネル。
雑談をコンセプトにしており配信ハードルが高くないため、メンバーの配信障壁も低く、どうしてもチームなど縦の関係が強くなる中で、趣味や好きなモノ・コトが共通しているメンバー同士の横のコミュニケーションを創出すると同時に、気軽にパーソナリティの配信体験に触れることもできます。
またリモートワークが増え、対面での気軽な会話が減っている中で、「メンバーたちの、まるでオフィスにいるかのような雑談が聴けるので、物理的に離れていても心的距離は近く感じる。」とリスナーとして聴いているメンバーからも好評なんです。 過去には、代表緒方が人気アイドルオーディションについて熱弁をしている回があるなど、業務を超えて、Voicy社員のパーソナルな一面を発見することができます!

🎧 エンゲージメント「wevox FM」


Voicyでは、従業員エンゲージメントサーベイツールとして wevoxを導入しており、月に一度サーベイを実施しているのですが、その際にコメントにてメンバーからの質問や意見も募っています。コメントはラジオ風のUXになっており、ノウハウの共有や悩み相談、経営への質問など、毎月違うお題に対し、メンバーがハガキ職人として、ラジオネームを添えてコメントを送ります。
メンバーから届いたコメントに回答する場として設置しているのが、この「wevox FM」。メインパーソナリティである人事が、毎回必要なメンバーをアサインしながら運用しています。
少しくだけた空気感だからこそ聞ける突っ込んだ話や、メンバーがエンゲージメントのために意識している隠れたTipsを知ることができ、外部ツールを利用した二次コンテンツならではの放送になっています。

🎧 企画イベント「ハッシュタグ企画王」


日頃から使われているチャンネルはもちろんですが、中には、イベントで生まれる特別なチャンネルも!
「#企画王(ハッシュタグ企画王)」チャンネルは、音声プラットフォームVoicyの機能の一つである “#(ハッシュタグ)” を使って、Voicyメンバー全員でパーソナリティの発信体験をリアルにしつつ、社員同士の理解を深めようと発足した社内イベントから生まれました。イベント内容は、決められた #(ハッシュタグ)テーマに沿って、メンバーが自由に音声コンテンツを制作するというもの。
共通したテーマについて話しているのに、メンバーによってかなり個性が出ていて新しい一面に気付けましたし、イベントを通して普段Voicyで発信をしてくださっているパーソナリティの方々の体験をすることができて、プロダクトやユーザーへの理解が一層深まる機会になりました。
ちなみに前回は、「#夏こそやりたいアレコレ」がテーマでした!またやりたい!
 

 
Voicyの「声の社内報」、いかがでしたか?
スマートフォン一台で収録・配信ができるため運用コストは少ないですが、コミュニケーションの創出や適切な情報浸透、カルチャー形成などへの効果は絶大。ながら時間に手軽に聴けるのでメンバーの聴取率も高く、インナーブランディングに大きな効果をもたらしてくれています。 また、産休などで一時的に業務や組織から離れているメンバーも、会社の情報や雰囲気をキャッチアップすることができるので、復帰への不安払拭にも繋がっています。
今後もアップデートを続けていく予定なので、今後Voicyへ入社してくださる方は、ぜひ楽しみにしていてください!
 

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